受け継いだ一隻を最新船外機にアップグレード
長年現役で活躍していたヤマハの和船「W-221FR-1」に、ヤマハの最新4ストローク船外機「F40FETX」を搭載しました。
この船は、“師匠”から譲り受けた大切な一隻。これからも安心して使い続けられるよう、最新のエンジンに換装し、性能・安全性・快適性を向上させました。
換装前:ヤンマー製2ストローク船外機
この和船には、ヤンマー製の2ストローク船外機が装着されていましたが、チルトアップ、ダウンも出来ず、ダウン時は固定が出来ない状態でした。
今回譲ってもらった機会に、より扱いやすく、将来的にも安心して使えるエンジンへの換装しようと思いました。
最初は中古を探してもらってましたが、なかなか見つかりません(汗)
そうしているうちに半年が経過。
新品への換装を決心しました。
換装後:ヤマハF40FETXの魅力とは?
搭載したのは、ヤマハの4ストローク40馬力船外機「F40FETX」。その魅力は以下の通りです。
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セルスターターで始動がワンタッチ
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低燃費かつ静音性に優れる
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パワートリム&チルト機能付きで浅瀬も安心
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現行モデルで部品供給や整備も万全
初回始動時のスムーズさ、アイドリングの安定感、走行時の振動の少なさには驚きました。
W-221FRの特徴とスペック
船体W-221FRの方は、全長約6.6m・全幅約1.75mのヤマハ製FRP和船。デッキは広めで、釣りや作業の動線がスムーズ。小型ながら安定性が高く、乗り心地にも定評があります。
色々調べましたが、地域限定仕様の船らしいです。
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全長:6.6m
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定員:5〜7名(仕様による)
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推奨馬力:30〜50馬力
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操舵:センターコンソールタイプ
W-20との違いを比較
同じく人気のある「W-20」との主な違いは以下の通りです。
項目 | W-20 | W-221FR |
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全長 | 約6.1m | 約6.6m |
全幅 | 約1.6m | 約1.75m |
安定性 | ○ | ◎ |
推奨エンジン | 15〜25馬力 | 30〜50馬力 |
デッキスペース | やや狭い | ゆとりあり |
W-221FRは、よりパワーと安定性を求める方、また沖釣りや複数人での乗船が多い方に適しているようです。
換装の様子:ユニックでの吊り上げ
漁港でユニックを用いて船体を吊り上げ、古いエンジンを取り外し、新しいF40FETXを取り付けてもらいました。
画像では伝わりにくいですが、船が吊り上げられると、かなり迫力があります。
方向転換をしています。
プロですね。
ヤンマー、お疲れ様。
無事に海に戻りました。
まとめ|受け継いだ船で、これからも海へ
今回のF40FETXへの換装により、安心・快適な航行が可能になりました。
次は、バッテリーの交換、魚探の導入を考えていきます。