サブチャージャー導入のきっかけ
エンジン「ヤマハF40FETX」と魚探「ホンデックスHE601GP3」を装着し、船の装備は大幅にグレードアップ。しかし、釣行中にエンジンを停止して流し釣りをするとなると、電源システム的に不可能。
既存のシステムはPanasonic 75D23Rバッテリー1台で航海灯・魚探・エンジンをまかなっていましたが、それでは心もとない。そこで、バッテリーを2台体制に切り替え、サブチャージャーの導入を決断しました。
既存の電源システム
私の船(YAMAHA W-221FR-1)は、Panasonic 75D23Rバッテリー1基のみでの運用。
しかもメインスイッチ無し。
接続機器:
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ヤマハ船外機(F40FETX)
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航海灯
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魚群探知機(ホンデックスHE601GP3)
エンジンと航海機器がすべて1つのバッテリーに集約されていたため、
長時間の釣行や夜間航行時には「バッテリー上がり=帰港不能」というリスクがありました。
バッテリー構成の変更
1台から2台構成へ。
役割 | バッテリー | 用途 |
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メインバッテリー | 新品:アクアドリーム GOLD BATTERY GB 90D23R | エンジン始動専用 |
サブバッテリー | 既存:Panasonic 75D23R | 魚探・航海灯・その他電装系統 |
🔧 ポイント:エンジン始動系統と魚探系統を分離することで、エンジントラブルのリスクを低減。
導入したパーツ一覧
製品名 | 型番・仕様 | 用途 |
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サブバッテリーチャージャー | ニューエラー SBC-001B | メインからサブへの自動充電 |
メインバッテリー | アクアドリーム GB 90D23R | エンジン始動用に新設 |
接続ケーブル | KIV 8.0SQ(赤・黒) | 高容量・高耐久配線 |
圧着ターミナル | R8-10 | 接続端子 |
裸圧着スリーブ用圧着ペンチ | 1.25〜16.0sq対応 | 裸圧着スリーブ圧着 |
絶縁チューブ | 粘着剤付き・熱収縮タイプ(3:1) | 絶縁・防水・耐候性 |
バッテリー切断スイッチ | 12V対応 赤ノブタイプ | メンテナンスやトラブル時に便利 |
配線・設置の様子
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新品のGB 90D23Rをメインに設置
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既存の75D23Rをサブとして使用
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ニューエラー SBC-001Bを中継にして、エンジン起動時に自動でサブを充電
使用後の効果と所感
実釣で使用した結果は…
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エンジン停止中も安心して流し釣りが可能に
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メインバッテリーは始動専用なので劣化しにくい
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チャージャーが完全自動制御で手間いらず
釣りに集中できる安心感が段違いでした。
今後のアップグレード構想
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ソーラーパネルによるサブ充電補助
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サブバッテリーの電圧モニター追加
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電動リール対応の12V端子の設置