お気に入りのロッド
先日の釣行中、やってしまった…。
自分の不注意で、先端を「ポキッ」と。
しかも、その後の慌てた動作でトップガイドを海へ奉納。
ショックという言葉では足りないくらい。
実は、廉価版の クロスミッションBB S66M-S も持っていたのですが、そちらも夏の初めにリールごと海に奉納したばかり。
「もしかして、俺にクロスミッションは合ってないのか…?」と、妙なジンクスを感じる。
とはいえ、クロスミッションS66M-Sは決して安いロッドではないし、
このまま眠らせておくのももったいない。
――というわけで、自力で修理することにしました。
トップガイド修復作業
まずは2番ガイドの取り外しから。
軽くライターで炙りつつ、カッターで少しずつスレッドを削っていきます。
慎重に。
ロッドの先端径を測ると 0.95mm。
手持ちのトップガイドは Fuji SiCリング PLGST 5−1.2。
1.2mm径ですね。
推奨はロッド径より+0.1mmくらいなので、1.0mmとか1.1mmとかでしょうか。
なのでちょっと大きめ。
「うーん、どうしようか…」と悩みましたが、最終的に エポキシ樹脂を厚めに盛って強引に固定することに。
使用したのは、家にあった コニシ ボンド Eセット(15g)。
完全硬化まで24時間ということで、しっかり塗って一晩寝かせました。
翌日、確認すると…
がっちり固定!
完璧です。
最後の補強
このままでも十分そうでしたが、念のためPEライン0.8号をぐるぐる巻きにして補強。
再度、エポキシでコーティングしてもう一晩。
そして、24時間後。
修理完了!
仕上がりは…ちょっと歪。
でも、取れなきゃいいんです。
なにより、また使えるという満足感のほうが大きい。
これからも一軍で
クロスミッションS66M-S、まだまだ現役続行です。
多少の傷跡も、使い込んだ証。
次の釣行では、この“再生ロッド”でまた一匹、良い魚をかけてやりたいと思います。