廉価版のリールにベアリングを入れても意味がない?
・実際に行ったベアリング化を紹介します。
・ベアリング化の効果の実感をまとめます。
・ラインローラーのメンテナンスも紹介します。
★ベアリング化の効果
子供たちが使用していた20レブロス、18レガリスに効果絶大でした。
ラインローラーベアリング化の一般的効果を説明
リールの感度が良くなる
リールで糸を巻くと、抵抗になる部分があります。
ロッドのガイドとリールのラインローラーです。
ロッドのガイドはどうしようもないとして、ラインローラーは糸が直角に曲がる部分です。
当然大きな負荷がかかり、抵抗も生まれます。
ラインローラーがベアリング化されることにより、より回転が生じ、糸の巻取りは軽くなります。
そうすると、ラインを巻いているとき”巻きの釣り”で、糸からの感度が良くなります。
糸ヨレの軽減
糸を巻き取るとき、キャストするとき、ラインは必ずヨレます。
ラインがヨレることにより、バックラッシュの原因となったり、”ぴょん吉”が出来たり、飛距離が低下したり、いいことがありません。
ラインローラーがベアリング化されスムーズに回転することにより、糸を巻き取るときのヨレの軽減になります。
実際に行ったベアリング化を紹介
- 20レブロス 2台
- 18レガリス
使用したベアリング
ベアリングとは別に純正部品が必要になるので、セットで購入できるヘッジホッグスタジオさんが非常に便利です。
20レブロス用ベアリングセット
18レガリス用ベアリングセット
2つとも防錆のものを選びました。
詳しい説明書が入っているので、取り付けに関しては全く心配ありません。
赤丸の部品を
青丸のベアリングに交換するだけ。
簡単です。
ついでに、18月下美人MXと15ルビアスもベアリングを追加しました。
15ルビアスのラインローラーはもともと1つベアリングが入っているので、これで2つになりました。
ベアリング化の効果の実感
レガリス、レブロス共に、子供たちが使用しています。
ノーマルのままで使用していたときはライントラブルに悩まされていました。
エアノットが出来たり、バックラッシュしたり・・・
その度に、釣りが中断します。
しかしラインローラーにベアリングを追加してからは、間違いなくライントラブルが減りました。
私のストレスも減りました。
初心者こそ行うべきおすすめカスタムです。
ラインローラーのメンテナンス
ラインローラーは釣行で一番汚れる場所です。
洗い方は、水道水でじゃぶじゃぶ洗います。
洗い方
- ドラグを締めます
- 冷たい水で洗浄します(温かいをとグリスが流ます)
- シャワーにして全体にまんべんなく水をかけます(10秒ぐらい)
- ラインローラーに水をかけ、爪で回しながら洗います(5秒ぐらい)
- ハンドルの回転部に水をかけ、ハンドルを回しながら洗います(5秒ぐらい)
- ローターに水をかけながら、ハンドルでブンブン回して洗います(5秒ぐらい)
- リールを振って、水をきります。
- 日陰で1日放置(ドラグは締めたまま)
- ラインローラーのベアリング入っている隙間にオイルを1滴
- ハンドルの回転部にオイルを1滴
以上です。
釣りから帰ってきたら毎回行ないます。
これで、今まで大きなトラブルはありません。
まとめ
ラインローラーのベアリング化について紹介しました。
廉価版のリールこそ行った方がいいカスタムだと思います。
最初からベアリングが入っているリールを買うのが一番だと思いますが、お小遣いアングラーはそうもいきませんからね。