機関も確認せずに1年間使用しました。
シャリ感が強くなってきたのと、ローターの逆転が出てきたので、オーバーホールしました。
・スプールのオーバーホールをしました
・ハンドルのベアリング交換しました
・ワンウェイクラッチの洗浄、整備しました
・メインギア、ピニオンギアの洗浄、グリスアップをしました
★オーバーホール後
満足できる範囲に整備できました。
ラインローラーのオーバーホール
分解します。
なんかパーツが1つ足りないような気がしますが、今まで問題なかったのでこのままいきます。
パーツクリーナーで洗浄します。
ベアリングはABC HOBBY ベアリング リフレッシュセットを使用して洗浄します。
瓶にパーツクリーナーを入れてシャカシャカ振って洗浄してもいいですが、これは洗浄力が違います。
噴射の圧力でベアリング内部までキレイにしてくれます。
非常に役立ちます。
ベアリングは洗浄しオイルを1滴垂らしたら、動きが復活したのでこのまま使用します。
元通り組み直して完了。
スプールのオーバーホール
針金のピンをマイナスドライバーなどで外します。
05イグジスト2506は、パーツがこれしかありません。
ドラグワッシャーにはドラググリス しろくまをたっぷり塗布します。
あとは元通りに組んで完了。
ハンドルのベアリング交換
専用の針金でキャップを外します。
クリップなどでも代用できす。
薄くグリスを塗っておきます。
ここのベアリングは洗浄しても復活しませんでした。
交換します。
交換したベアリングサイズは、DDL-740ZZ 内径4mm×外径7mm×幅2.5mmです。
元通り組みます。
ワンウェイクラッチの洗浄、整備
最近、根掛かりを外すときローターの逆転があるので、ワンウェイクラッチ部をみていきます。
スプールシャフト部のパーツを外していきます。
ここの針金ピンが間違いなく”飛びます”。
私も1回紛失しました。
指でしっかり押さえて外しましょう。
ベアリングは洗浄、オイルを垂らしておきます。
黒いネジを外してから、ボルトを外します。
サイズは12mmです。
ローターが外れます。
クラッチまで分解していきます。
ワンウェイクラッチが取り出せました。
細かいワッシャーもあるので、わからなくならないようにしっかり並べておきましょう。
ワンウェイクラッチは、パーツクリーナでしっかり洗浄します。
ローターの逆転の原因は、内部へのグリス混入の場合があるようです。
瓶にパーツクリーナーを入れて、シャカシャカしましょう。
機能的の壊れているようであれば、交換が必要です。
今回は無事復活しました。
メインギア、ピニオンギアの洗浄、グリスアップ
引き続き分解していきます。
外した順番通り並べておきましょう。
このベアリングも洗浄しておきます。
細かいネジが続きます。
気をつけて外しましょう。
押し7で、回し3の力です。
ネジの長さが違うので注意が必要です。
ベアリングは洗浄。
反対側も。
こちら側のベアリングも洗浄。
メインギアです。
さすがイグジスト!ほとんど削れていません。
ピニオンギアも外していきます。
ピニオンギアのベアリングも洗浄します。
メインギア周りのベアリングは洗浄で全て動きがよくなりました。
外したパーツは洗浄後、グリスアップしていきます。
使用したグリスです。
ギアには「SR-G」それ以外には「ACE-0」を使用しました。
あとは元通り組んで終了です。
オーバーホール終了
さすがイグジストといったところでしょか。
交換部品は、ベアリング2つのみで、ギアのヘタリもほとんどありませんでした。
いい材料を使用しているのでしょう。
まだまだ活躍してもらいます。