あまり使われていなかったようで、状態は非常に良いですね。
使用する前にオーバーホールを行いました。
・分かりづらいボディーガードの外し方を説明しています
・使用したケミカル類を紹介します
12ヴァンキッシュC3000HG
状態が良いものを入手できました。
ハンドルノブはゴメクサスのもの変更されています。
クイックレスポンスシリーズのフラッグシップモデルとしてデビューしてものモデル。
軽量化された各部とマグナムライトローター。
今でも十分通用します。
外観
全体的に傷が少なく、スプールエッジも大丈夫で、とても12年式とは思えません。
分解・清掃
まずはスプールから。
グリスが少なくなっていたので、パーツクリーナーでキレイにしてから、グリスアップをします。
ドラグ部へのグリスは、これまで”しろくま”を使用してきましたが、高価すぎるので、
最近はシマノのプレミアムグリスを使用しています。
当然ギア周りもこのグリスなので、重宝しています。
ベアリングは洗浄してから、グリスを注入。
洗浄は、ベアリングリフレッシュセット。
ベアリングへのグリスの注入もこのセットを使用します。
使用したグリスは、シマノのリールグリススプレー。
次はラインローラー。
汚いですね。
固着してました。
洗浄してもベアリングが復活できなかったので、汎用品に交換します。
サイズは、740(内径4mm×外径7mm×幅2.5mm)。
こちらのベアリングには、オイルを差しておきます。
オイルは、IOS-02 PRO 。
ローターなど順番に外していきます。
次はボディーガードを外します。
ボディーガードは、正面側の穴から+ドライバーを入れて隠しネジを回します。
ゴム製のシールを抜きます。
何か細いものを突っ込んで、引っこ抜きます。
私はピンセットを使用しました。
この穴ですね。
+ドライバーを入れて、回します。
ボディーガードが外れると、ギア内部にアクセスできます。
クラッチも外しますが、バラバラにならないように注意。
そして、ギア内。
状態は良さそうですね。
全部、分解して、脱脂、注油していきます。
ギア関連には、シマノのプレミアムグリス。
ドライブギア左右のベアリングには、IOS-02 PRO。
それ以外のベアリングには、シマノのリールグリススプレーです。
あとは組み上げて終了です。
状態の良いリールだったので、メンテナンスも簡単に終了しました。
エギングやティップランに活躍してもらいます。
使用したケミカル