
ただドラグ音が出るベイトリールは高額なものが多く、なかなか手が出ません。
所有している17スコーピオンDC101HGもドラグ音が出ません。
今回はネットの情報を元に、シマノのエキサイティングドラグシステムを移植したのでまとめました。
エキサイティングドラグシステムの取り付け方法がわかります
(特にメインギアへの穴開け加工を詳しく紹介します)
★ドラグクリッカーの効果
魚とのやり取りもドラグ音があるとより楽しめます

用意する部品
シマノの17エクスセンスDC エキサイティングドラグシステムを用意します。
メインギアごと交換する場合はギア比が変わるので、ピニオンギア等も交換も必要になるようです。
今回は17スコーピンDCのメインギアに穴開け加工を行って取り付けを行います。
必要な部品
シマノ 17エクスセンスDC (商品コード 03736)
部品番号32 スタードラグ板
部品番号33 スタードラグ座金
部品番号34 ドラグ音出シラチェット
部品番号35 ドラグ音出シピン
部品番号36 ドラグ音出シバネ
部品番号37 ドラグバネホルダー
以上6個です。

エキサイティングドラグサウンドシステムの取り付け方法
とりあえずはメインギアを取り出すとこまで進めすが、詳細はオーバーホールの記事がありますのでそちらを参考にしてください。
momotaro 中古の17スコーピオンDC。お店の店員さん曰く、状態が良い物という話でしたが・・・。良型のキジハタとマダイを掛けてから、シャリ感が強くなり、巻き感も重くなりました。分解してオーバーホールです。 ・分解・オーバー[…]
穴開け加工

スタードラグ板と座金は不要になります。

メインギアにドラグバネホルダーを合わせてみます。
外側の壁にくっつけて置くといい位置になります。
穴の部分に千枚通しなどで印をつけます。
ペンなどでも構いませんが、少しでも凹みがあった方がドリルの位置が固定されやすいです。

こんな感じですね。
センターポンチがあればよりいいと思います。

ギアとドリル保護のためにオイルをたらしておきます。
私は手元にあったミシン用オイルを使用しました。

電動ドリルを使用します。

まずは1.5mmの穴を開けました。

次に2.5mm。

最終的に3mmにします。
ドリルは100均のものを使用しました。

システム取り付け

穴開け加工したメインギアを取り付けします。

次に17エクスセンスDCのドラグ板を取り付けます。
ドラグ音出しのパーツを取り付けていきます。



次にドラグ音出しラチェットと座金を置きます。

以上です。
あとは元通りに組んで終了です。
まとめ
16アルデバランBFSにも同じシステムが入っていますが、何故か17エクスセンスDCの物の方が元気な音がします。
穴開け加工が面倒ですが、あとは部品交換だけなのでそこまで難しい作業ではないと思います。
魚とのやり取りが楽しくなるカスタムの紹介でした。